5月20日21日のボストンの大リーグ球団、ボストン・レッドソックス(Boston Redsox)の試合(対カンザスシティー・ロイヤルズ(Kansas City Royals))に行ってきました。カンザス・シティーの監督は、去年まで日本ハムファイターズの監督だった、トレイ・ヒルマン(Trey Hillman)氏。
ボストン・レッドソックスのホームページ
http://boston.redsox.mlb.com/index.jsp?c_id=bos
カンザスシティー・ロイヤルズのホームページ
http://kansascity.royals.mlb.com/index.jsp?c_id=kc
ヒルマン監督のサイト
http://www.baseball-reference.com/bullpen/Trey_Hillman
20日(水)は、2005年アメリカンリーグのサイヤング賞(Cy Young Prize)のバルトロ・コロン(Bartolo Colon)のレッドソックスでの初先発。初回にアメリカン・インディアン初の大リーガーの人気選手ジャコビ・エルスバリー(Jacoby Ellsbury)の先頭打者ホームランが飛び出す。2回表に1点、5回表に1点ずつとられて逆転を許すも、5回裏にジェイソン・バリテック(Jason Varitek)のホームランで追いつくと、一挙に4点、7回裏にもエルスバリーがヒットですかさず盗塁、ダスティン・ペドロイア(Dustin Pedroia)のヒットで得点。6回からハンセン(Craig Hansen)、ロペス(Javier Lopez)、デルカーメン(Manny Delcarmen)、ティムリン(Mike Timlin)の継投で1点に抑え、勝利。
バルトロ・コロンのページ
http://en.wikipedia.org/wiki/Bartolo_Col%C3%B3n
ジャコビ・エルスバリーのページ
http://en.wikipedia.org/wiki/Jacoby_Ellsbury
ジェイソン・バリテックのページ
http://en.wikipedia.org/wiki/Jason_Varitek
21日(木)は、1時半ころの開始。それまでハーバード大学の本屋などを物色する。試合はまず松坂大輔投手が登板。これまで7勝0敗としているが、初回にいきなり1点取られ、投球回数も30球を越える(注:大リーグの場合、投手分業が徹底しており、投手生命の維持の観点もあり、先発は100球程度をめどにして降板するのが一般的)が、2回の裏になんとJD ドリュー(JD Drew)が満塁ホームランで4点。3回裏にも1点をとるも、5回表に2失点で追い上げられ、6回表途中で松坂は降板して、ロペスに交代。ロペスは何とか抑える。ところが6回裏に、ペドロイアの2点2塁打と、主砲ラミレス(Manny Ramirez)敬遠後のローウェル(Mike Lowell)の満塁ホームランでさらに4点として、11-3として試合を決めたかに見えた。ところが、今年のレッドソックスはブルペン投手がいまいちピリッとせず、7回のハンセンが2失点、8回ここまでのシーズンは比較的良く、防御率2点台前半のアーズマ(David Aardsma)が運の悪いヒット2本後の、3ランホームランで3点を失い、11-8となる。9回表には抑えの守護神パペルボン(Jonathan Papelbon)を投入。今年のパペルボンは、2回連続で救援に失敗した記憶がよみがえる。2アウト後からヒットで2人ランナーが出て、一打同点のピンチ。3番のゴードン(Alex Gordon)の打球は左翼に飛ぶ大きなあたりで、特に左翼がグリーンモンスターと言われる狭い球場だけにヒヤッとさせられるが、エルスバリーが取ってアウトで試合終了。
なお岡島秀樹選手は、今回は試合では見ることができなかった。ロイヤルズは、薮田安彦選手が登板。今回は相手のチームだが、個人的にはがんばってほしいと思う。
松坂大輔選手のページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%9D%82%E5%A4%A7%E8%BC%94
マイク・ローウェルのページ
http://en.wikipedia.org/wiki/Mike_Lowell
ジョナサン・パペルボンのページ
http://en.wikipedia.org/wiki/Jonathan_Papelbon
マニー・ラミレスのページ
http://www.mannyramirez.com/home.htm
薮田安彦選手(ロイヤルズ)のページ
http://ballplayers.jp/yabuta/
以上のとおりで、両ゲームともそれなりにスリルのある試合であり、特に一試合2満塁ホームラン(Grand Slam)が見れたのは幸運。
大リーグで特に思うのは、観客に若い女性が多いこと。観客席からのゲームの盛り上げ方が、ロック・コンサートに似ているように思える。ロック・コンサートとK1を同時に体験しているようなものと言ったら言い過ぎか。けれども、選手の動きがよりダイナミックであり、そこにも面白さを感じる。
またこれはフェンウェー・パーク(Fenway Park)の特徴でもあるのだが、ファールゾーンが小さく、観客席と球場内部の間の柵などもないので、選手が近く見えるし、ファールのときに選手を触れたりすることもある。
またここでは今回は詳細は省略するが、エンターテーメントとしてのスポーツビジネスとしての運用方法も、一つ一つ面白いと感じる。若い女性の皆さんも、ぜひボストンまで遊びに来てください。
2008年5月24日土曜日
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