2009年2月25日水曜日

HOYAのクリスタル事業からの撤退にみる、経営者の無発想

少し前になりましたが、HOYAクリスタルの事業の撤退が、発表されています。海外の同業種であるバカラやコーニングと比べて、経営者の無発想(これは無能力の一側面である)が原因だと思います。ペンタックス部門は散々な状況になっていますし、まさに1500億円の巨額無駄使いです。日本経済を思う一市民としても、”社害”取締役による無能経営陣の放置には、いよいよ我慢の限界という段階まできていますので、この点についても、後述して、お知らせします。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090114/biz0901141859008-n1.htm) 産経新聞サイトからの引用
HOYA、クリスタル事業から撤退(2009.1.14 18:58)
 光学部品メーカーのHOYAは14日までに、ガラス食器を製造・販売するクリスタル事業からの撤退を決めた。創業間もない昭和20年に事業を立ち上げ、精巧な加工技術でワイングラスなどを世界的な高級ブランドに育て上げたが、消費減退で事業環境が悪化したため3月末で事業を打ち切る。最盛期には販売店が約200店あったが、現在は東京・南青山の1店舗だけに縮小していた。この店舗は5月中旬まで営業予定という。

安倍晋三元首相麻生太郎首相の無能と並列すると、留学先の大学を卒業することができたか否かは、人物(特に世襲2世)の能力を測るのに、一つの重要な指標なのではないかと感じる今日この頃です。

安倍晋三元首相のプロフィール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89
1977年春に渡米し、カリフォルニア州ヘイワードの英語学校に通うが、日本人だらけで勉強に障害があると判断して通学を止め、その後イタリア系アメリカ人の家に下宿しながらロングビーチの語学学校に通った。秋に南カリフォルニア大学への入学許可が出され1978年に入学。政治学を専攻し春・夏・秋学期を履修した後、1979年中退した。

麻生太郎首相のプロフィール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E
学習院大学卒業後は、下記のような海外留学生活を送ったとされている。
1963年9月 - スタンフォード大学大学院に留学 1965年 - スタンフォード大学大学院を中退、ロンドン大学政治経済学院に留学 1966年8月 - ロンドン大学を中退 スタンフォード大学・大学院(米国)では政治学、ロンドン大学・大学院(英国)では経営学を学んだと2001年4月の自民党総裁選挙候補者プロフィール中には記載されていたが、現在の本人オフィシャルサイトにこの期間についての一切の記載はない。尚、米国での留学生活は麻生が過剰にアメリカナイズされる事を恐れた実家の意向で中断され、一旦帰国した後に、再度ロンドン大学に留学したとされている。華やかな留学歴を持つが、肝心の学位は取得できないまま帰国しており、留学中は学業をはおろそかにしていたと自ら語っている。

なお当該記事のプレスリリースが、HOYAのホームページから削除されているようだが、都合の悪いニュースは、すぐに記録から消すのかと、言いたいものです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

東京より拝見しています。クリスタル撤退がを知っておどろいているうちに記事を拝見しました。

経営判断、時代の流れ等あるのでしょうが、この不況下でもライバルだった他国の食器メーカーが

イギリス
 ウエッジウッドウォーターフォードは破綻も、買い手が見つかったそうですし。
フランス
 バカラもテタンジェから米スターウッドに売られたとはいえ残り、ハワイにホテル開業など新展開を見せています。
アメリカ
 コーニングもスチューベンは売却しその事業は残りましたし、コーニングのガラス美術館も閉館とは聞いていない。

等の形を見せている中、日本では撤退し途絶えさせるという結果は、悲しいことだと思っています。